産地別【知覧・掛川・嬉野・狭山・伊勢】新茶5種類
全国の新茶を飲み比べできる、お得なセット
【知覧新茶・掛川新茶・嬉野新茶・狭山新茶・伊勢新茶】をご用意しました。
産地や製法による風味の違いを楽しんでいただけます。
この時期しか飲めない名産の風味を是非ご賞味ください。
知覧新茶
当社の知覧茶は、知覧茶の栽培地域の中でも温暖で日照時間の長い、中南部地域の茶園で数日被覆栽培した、深みのある濃厚な味わいに育てた「ゆたかみどり」または「さえみどり」という品種の新茶を準備しています。
日照時間が長く温暖な鹿児島の広大な茶園で栽培される知覧茶のなかでも、永年生産者同士としてお付き合いのあるお茶の中から、鮮やかな緑、芳ばしい香りと新芽の瑞々しさを吟味して、おいしい知覧茶をお届けいたします。
掛川新茶
深蒸し茶の発祥地といわれる日本一の茶処静岡県の掛川市で栽培製造される深蒸し茶です。
「みる芽」摘みした新芽を、茶葉の香りを大切に保ちながら、できるだけ深く蒸すことで(強く蒸すことでみるめ香が減りやすくなります)、茶葉の形状は細かく、粉も多いお茶になりますが、湯冷ましをあまり気にすることなく、何煎でも繰り返し急須から抽出できる深い味わいの新茶になります。
嬉野新茶
佐賀県嬉野市を中心とした地域で栽培・製造されたお茶のなかで、中国から伝来したお茶の製法(釜炒り製法)を、日本風にアレンジした蒸し製釜炒り製法でつくられた新茶です。
摘栽した生葉を、軽く蒸した後、お釜のような機械を使い直火で炒るよう攪拌しながら乾燥させます。
その製法から、茶の形状が、玉状に似てできるところから「玉緑茶(たまりょくちゃ)」とか「ぐり茶」とも呼ばれます。
味わいは、スッキリとしたのど越しと、直火乾燥のため焙煎香に近い香ばしい香りが特徴です。
新茶の時期は、香ばしい香りのなかに、瑞々しい青葉の香りが含まれ、なんとも言えない甘い香りが「あ~いい香り」と呟いてしまいそうに寛いだお茶の時間が楽しめます。
狭山新茶
“色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす”と、「狭山茶摘み歌」に歌われたように、狭山茶は深い味わいが自慢です。
狭山茶には、“狭山火入”と呼ばれる伝統的な仕上げ技法があります。
こうした狭山伝統の「狭山火入れ(さやまびいれ)」による独特の香ばしさや、甘く濃厚でコクのある味わいを、関東の銘茶、狭山深蒸新茶でぜひお楽しみください。
伊勢新茶
伊勢には、鈴鹿市、四日市市、亀山市の3市を中心に、鈴鹿山麓の比較的傾斜のゆるやかな丘陵地に茶園が広がる北勢茶と、伊勢神宮に通じる宮川や櫛田川に沿った平地や谷あいの傾斜地などで普通煎茶が生産されている大台町・度会町、深蒸し茶が生産されている松阪市の飯南町・飯高町の南勢茶がありますが、今回の新茶は、北勢かぶせ新茶になります。
北勢地域は、江戸時代から宇治茶(地域団体商標)の原料供給産地として、宇治茶製法と呼ばれる製法で、高級かぶせ茶や玉露を製造してきました。
「宇治のお茶は癖がなく、何杯でも飲むことができる」という、その伝統を引き継いだ北勢かぶせ茶を、現代の深蒸し製法でさらに進化させ、口の中に広がる甘みと玉露のような高貴なかぶせ香(あおさ海苔のような上品な香り)のある新茶をご賞味ください。
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